わん!ダフル               
 20年前。今住んでいるひなたやまに引っ越すことを決めたとき、ボクは家族を一人増やすことにした。
 それがヨークシャーテリアの貴公子「翔介(しょうすけ)」だった。
 彼は13年間の長きにわたり、我が家に明るく弾む会話と心の温もりを与え続けてくれた。惜しくも先立ってしまったが、ヨーキー翔介は今もボクらの心の中に健在である。

 その翔介の後を継いでくれたのが可憐なミニダックスフンドの「笑子(しょうこ)」
 犬族には珍しく女の色気を感じさせ、時には妖艶にさえ見えるから不思議だ。

 そして笑子が産んでくれたのがハンサムな腕白坊主の「茶太郎(ちゃたろう)」
 おっとりしていて典型的な癒しタイプだが、Going My Wayの我がままなところもあり、いつも母親の笑子を困らせている甘えん坊だ。

 ある時は母子の愛情劇を見せてくれ、またある時は恋人同士のようにジャレ合う笑茶コンビは、その名の通りに、毎日笑いと茶目っ気あふれる雰囲気を演出してくれている。感謝!


      初代 故・翔介            二代目 笑子           笑子の息子 茶太郎
      (1984〜1997)            (1997〜)                (2000〜)

           

    ある日の日記              昼下がりのつぶやき            箱入り息子の独白
    「ボクはヒトになるんだ」       「母親って損よね」            「男はつらいよ」