蛻(ぜい)とは抜け殻 虫が外皮を脱ぐことを言う 転じて 新しい姿を得るために 旧い殻を脱ぎ捨てることを指す |
実践SSビジネス語録集 |
最も強いもの、最も賢いものが 生き残るのではない 変化できるものが 生き残るのだ (チャールズ・ダーウィン) |
---|---|---|
第一章 『ブレーク・スルー』 |
||
第四章 『ミッション』 |
附記『書斎の窓から』 |
現在、「百年に一度」と言われる世界規模の景気後退下で、私たちの日本も如何にして、これを克服して行くかを模索しています。戦後もすでに六十年余りが経過した今日、社会のシステムそのものを再構築すべき時に来ているのではないでしょうか。多くの識者が指摘しているように、もう少し安定した社会にするために、節操の無い自由競争や使命を忘れた経済活動などに規制がかかってくるものと思われます。 SS業界も例外ではありません。すでにリストラの嵐は吹いており、そこに新興勢力が価格攻勢をかけてきて混乱を増幅しています。販売店の淘汰がいよいよ本格化してきたと言っても過言ではありません。 この様な未曾有の社会的・経済的混乱の中をどの様に生き抜いていくのか。私には、そのキーワードが「使命に徹する」にあるように思えます。人もビジネスも、それぞれが社会に対して果たさなければならない役割があります。その社会的役割を「与えられた使命として果たす」ところに、地上にある者の「存在理由」があるのではないか、と思う訳です。 こんなことを考えながら、実践SS研究会の活動や日常の学習を通して、私自身の心に残った事象や事例を基にした語録を再編集しました。これに、最近まとめた『ミッション』と冠した一章を加え、ここに改めて皆さんに「実践SSビジネス語録集」として、ご紹介する次第です。何かに迷った時にページを捲って見つけた一篇が、皆さんを行動に駆り立てるきっかけになれば、この上ない喜びに存じます。 平成二十一年(2009)二月 実践SS研究会 端山 忠彦
|
---|